2015年11月6日金曜日

建築家の隈研吾さんと伊東豊雄さんに申し入れ書を出しました

新国立競技場の建築プロポーザルに参加されるとの新聞報道された隈研吾さんと伊東豊雄さんに、新国立競技場の設計において霞ヶ丘アパートに配慮し、新国立競技場が私たちの故郷を奪うことにならないように要望する申し入れをしました。





2015年9月5日土曜日

都知事に要望書を提出しました。

霞ヶ丘アパート住民有志は、安倍首相が新国立競技場の白紙撤回したことを受け、9月3日、4度目になる舛添要一都知事宛の要望書を東京都政策企画局秘書事務担当課長佐藤義昭氏に渡し、移転する意思のないことを伝えました。
また、住民は、いままできちんとした説明をしてもらっていないと思っていることをあげ、「きちんと舛添都知事に文書で回答していただきたい」と要請をしました。
住民の一人は、数棟でもいいから残してほしいと希望を述べ、建築家の大橋智子さんより具体的な団地継続・再生に向けた提言がなされました。
メディアからも現行の住宅政策や、これまでの要望書の取り扱いについての質問がなされました。
要望書への回答は9月15日が期限です。

要望書http://tinyurl.com/pdm3hyx

2015年9月3日木曜日

A letter to IOC

IOCのバッハ会長に霞ヶ丘アパートのことを訴える手紙を送りました。
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Dear President Bach,

We admire and respect the IOC’s approval of Japan’s decision to review a plan to build the New National Stadium and its decision to closely watch the future development regarding the plan. Your decision, reflecting the IOC’s principle placing great importance on sustainability, has given us confidence in our activities.

We are residents of Tokyo’s Kasumigaoka public apartment complex. Since we unexpectedly received notification in July 2012 that we need to move out of our home due to the reconstruction of the National Stadium for the 2020 Olympic and Paralympic Games, we have been in constant anxiety and pain. The Tokyo Metropolitan Government and the Japan Sport Council (JSC) have unilaterally sent us the notification and only explained about possible sites for us to move in. They have not tried to listen to our desire that we want to keep living in the current area where we have friends and we are strongly attached to.

2015年9月1日火曜日

9月3日、霞ヶ丘アパート住民が東京都に要望書を提出します。

時間 2015年9月3日 午前11:30
場所 東京都庁第一庁舎1階のみずほ銀行の向かって右側の打ち合わせルーム

都知事宛ての要望書を東京都政策企画局秘書事務担当課長 佐藤義昭氏にお渡しします。

ご注目ください!

霞ヶ丘アパート住民が記者会見を行いました

参議院議員会館において、霞ヶ丘アパート住民が要望書の手交と記者会見を行いました。
要望書は、内閣官房新国立競技場の整備計画再検討推進室の参事官補佐 八田聡史氏文部科学省 スポーツ青年局 スポーツ青年企画課施設係長 関口 直樹に渡されました。
住民(4名)の方は、それぞれの気持ちや現状を交えながら、このままでは移転したくない・できない、と訴えました。
建築家の大橋智子さんは、「都営霞ヶ丘アパートの団地継続・再生計画について」を発表し、いくつかの具体的な提言をしました。弁護士の日置雅晴さんは、霞ヶ丘アパートを巡る法的な見通しを述べました。
今年亡くなられた住民による不退転の決意を記した覚え書きも読み上げられ、住民の声がよく伝わってくる約1時間に及ぶ会見でした。

当日配布資料

要望書  
内閣官房 http://my-tiny.com/wkcs
文部科学省 http://tinyurl.com/ns3wgxb

大橋智子さん提案 http://tinyurl.com/oblwx7z
提案資料1 http://tinyurl.com/obafmq5
提案資料2 http://tinyurl.com/p89arcm

記者会見資料1 http://tinyurl.com/qccgxb4
記者会見資料2 http://tinyurl.com/pwat7uc
 
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弁護士ドットコム http://tinyurl.com/pf2rd6p
マンションジャーナル http://tinyurl.com/pwd7q73



2015年8月29日土曜日

8月31日都営霞ヶ丘アパート住民 緊急記者会見

新国立競技場の計画白紙撤回にともない、都営霞ヶ丘アパート廃止計画も見直すことを要望します
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日時 8月31日(月)
14時45分 要望書手交 
内 閣官房新国立競技場の整備計画再検討推進室・文科省                 
15 時~16時 記者会見

会場    参議院議員会館 地下1階 B103会議室
発言者 都営霞ヶ丘アパート住民有志
       日置雅晴 弁護士
        大橋智子(霞ヶ丘アパートを考える会・神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会)
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 2015年7月17日安倍首相により新国立競技場計画は白紙撤回されました。
国は国民やアスリートなどの声を聞いて、計画をやり直すと発表しましたが、オリンピックのために住み慣れたすまいから強制移転させられる霞ヶ丘アパートの住民の声は聞いていません。
これまで3度東京都知事宛要望書を提出しましたが、都知事からの返事はありません。
私たちは都営霞ヶ丘アパートを存続させるため、内閣官房新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議議長 遠藤利明五輪相に要望 書を届けます。
IOCバッハ会長にも書簡を送ります。
また、東京都知事にも4度目の要望書を提出し、私たちが霞ヶ丘アパートから移転する意思がないことを表明します。
 ご 多忙中とは存じますが、お繰り合わせの上、ご出席下さいますよう、ご案内いたします。
 な お、通行証をお持ち出ない方は、参議院会館1階のロビーで通行証をお渡しします。

問 合せ 霞ヶ丘アパートを考える会     
連絡先 kasumigaoka2020@gmail.com 
     

2015年7月25日土曜日

緊急声明!都営霞ヶ丘アパートの存続を!

2015年7月25日

霞ケ丘アパート住民有志 
霞ヶ丘アパートを考える会


7月17日、安倍晋三首相は新国立競技場建設計画の白紙撤回を宣言しました。
また7月23日、文部科学省は隣接する都営霞ケ丘アパートの廃止計画についてもゼロベースで見直すことを明らかにしました。

2012年7月にJSCによって発表されたデザインコンペ募集要項で、住人に対して事前の相談も説明もないまま霞ヶ丘アパートが国立競技場の関連敷地とされました。その後も住民が納得できる説明は行われず、移転を強いられています。
現在も、霞ヶ丘アパートには約140世帯が居住しています。住民の多くにとって、同地は1964年東京オリンピック以前から50年以上にわたって暮らしてきたふるさとです。
また公営住宅が不足している中、都営住宅の廃止を行うべきではないと考えます。

私たちは霞ケ丘アパートの存続を前提とした計画を強く求めます。

2015年7月24日金曜日

★★★霞ヶ丘アパート廃止もゼロベースで見直し★★★

内閣府、文科省の担当者が

(国立競技場に)隣接する都営住宅(霞ヶ丘アパート)を廃止する計画についても
『ゼロベースで見直す』
ことに含まれることを明らかにしました。

情報元 http://goo.gl/dGpl1f

2015年7月17日金曜日

2015年7月16日 安藤忠雄氏記者会見より

安藤忠雄氏(建築家)は、霞ヶ丘アパートを国立競技場の関連敷地と定めたJSC主催「有識者会議」のメンバーで、ザハ案を決定した審査委員長。
これまで国立競技場問題についてのコメントを避けてきたが、7月16日に記者会見を行った。
霞ヶ丘アパートについての質問と答えは以下。

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 --ザハさんの案を選ぶにあたり、都営霞ケ丘アパートの退去を求めるいうことがあった。それについてどう思うか。まだ住民がたくさん住んでいて、出ていきたくない人も多い。

 安藤氏「大きいです、建物は。8万人くらい入ると大きい。周辺環境との問題がある。これをアイデアのコンペを決めた後、徹底的にやっていかないかんのです。その中でもちろん問題がないものはない。スムーズに全部できるというわけにいかないと思うが、お互いにそれをできることによって、自分たちも納得できるという人たちがいると思うので、徹底的に話し合わないかんのです」
 「今話し合っているかどうかは、われわれはわかってないわけですよ。そういうわけで、これからオープンに、公開しながらやられたほうがいいんじゃないかと」

 --JSCと住民が話し合った方がいいと考えるか。

 安藤氏「このあたりはJSCなのか、ちょと私はわからないですが、どっちにしても主体がやらなしゃあないですね。東京都も入っているでしょう、国も入っているでしょう、JSCも入っているが、みんなでやっていかないかんのではないかと私は思いました」

2015年7月5日日曜日

6月22日(月)霞ヶ丘アパート住民が記者会見をしました

6月22日、都庁で霞ヶ丘アパート住民と稲葉奈々子(上智大学教授)が記者会見をしました。住民は、これまでの要望書についての返答を都知事から得ていないこと、移転に至る納得のできる説明を受けていないこと、国立競技場の新築のために移転する必然性がないこと、霞ヶ丘アパートの生活・住民のつながりを述べ、霞ヶ丘アパートの存続を訴えました。
稲葉教授は、昨年行ったアンケートを軽視する舛添都知事発言に対して学問的見地から批判をし、アンケートの真正さについて述べました。

都知事に提出した要望は以下です。
1.私たちが2014年7月15日と2015年2月25 日の二度にわたって都知事に提出した要望書に2015年7月10日までに回答してください。
2.都知事みずからが住民の一人一人の声を直接聞いてください。
3.霞ヶ丘アパートを取り壊さないでください。

要望書全文 http://tinyurl.com/pcobrn7
都営霞ヶ丘アパートの歴史と移転強制の経緯 http://tinyurl.com/p72q82r
稲葉奈々子研究室によるアンケート(実施2013年6月~) http://tinyurl.com/qzgavop

2015年3月30日月曜日

3月6日舛添都知事定例記者会見についての稲葉奈々子准教授のコメント

稲葉奈々子准教授(茨城大学)から、舛添都知事記者会見についてのコメントをメールでいただいたので、ご本人の許諾を得てアップします。

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都知事の見解のうち、以下の2つの点を取り上げたいと思います。(1)稲葉が実施した調査は回収率が低い、都が実施した調査は回収率が高い。(2)自分は忙しいからいちいち個々の人に会うことはできない。

(1)について:研究者が実施するほとんどの郵送アンケートの回収率は2~3割です。25%をもって回収率が低いから信用できないということになったら、世の中のほとんどの研究は信用できないということになってしまいます。また、私が用いた調査票は意見分布を忠実に反映するように設計されていますが、都の意向調査にはその点で致命的な欠陥があります。すなわち、都の調査票には移転したくないという選択肢がなく、その意味で「移転したいか否か」に関する住民の意見を反映するものとなっていません。

 (2)について:研究者は、国勢調査のような強制力を持つわけではないため、母集団(住民全体)の選択、および回収サンプル(回答してくれた人)の偏りを様々な方法で補正します。私の調査では、全戸に投函した点で母集団の偏りはありません。調査票がすべて回収されるわけではないことを想定して、回収分の偏りを補正するべく何度もアパートに通い、住民に話をきくなどして質的な情報を集め、意見分布の妥当性を判断しています。都知事は、いちいち個々の人に会っている時間はないと会見で述べ、意向調査の結果のみに依拠して議論されています。その意味でも、知事が持っている情報の精度が、私の情報より高いものとは到底いえません。

こうした手続きを踏んでいること、質的な情報を加味してもアンケート結果が全体の意向と大きく違わないと考えられることから、調査結果を公表しています。都知事は、ご自身が研究者だったから自信たっぷりに述べておられるように思われますが、研究者時代にきちんと社会調査をなさった経験があるのでしょうか。また、業績の上でもきちんとした世論調査の分析をなさったことはなく、教科書的なレベルの知識で調査を批判されているようにみえます。少なくとも、都の意向調査と比較した際、上記の理由により私の調査のほうがはるかに精度が高いデータを得ています。

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稲葉奈々子研究室によるアンケート(実施2013年6月~) http://tinyurl.com/qzgavop
知事定例記者会見(3月6日) http://goo.gl/b4JUNF 当該抜粋部分は<もっと読む>以下

2015年3月29日日曜日

平成27年3月6日舛添都知事定例記者会見について

私たち<霞ヶ丘アパートを考える会>は、舛添都知事に対して要望書を2月25日に提出しました(注1)。その後、3月6日に定例記者会見の席で永尾俊彦さん(ルポライター)が要望書を踏まえて都知事に質問を投げかけました(注2)。

都知事の回答には納得できない点が多く、私たちは考え直していただきたいと思っています。

1、都知事は要望書に付された住民の声をきちんと認識されたのでしょうか?
記者会見の内容からは、要望書に付された説明会質疑応答における住民の声を読まれたとは思えません。また、要望書提出の際に秘書担当課課長に説明したことが伝わっているとも感じられません。都知事は、担当の局が「しっかり丁寧に要望を聞いて、丁寧に対応して、その結果を知らせるということをやっております」と述べています。しかし、要望書の資料は、担当の都市整備局の対応の不足を示し、都知事への結果報告を正すために付したものです。都知事自ら目を通して霞ヶ丘アパートの状況を理解していただきたいと思います。

2、都市整備局の意向調査(注3)は住民の移転希望ではありません
都知事は、整備局の意向調査を元にして「圧倒的多数の方が、もう、次どこに行くという意向も示されている」とおっしゃっています。しかし、この意向調査がそのまま住民の移転希望にはならないことは要望書にも書いたとおりです。この意向調査には、<移転したくない>という選択肢はありません。回答の中には、あくまでも仮に移転するとしたら(移転せざるえないとしたら)という留保があることを勘案すべき調査です。さらには、2014年11月19日説明会で都は「申し込みではなくて、どういう場所のどんな間取りなどがいいのか、を大まかに知りたいので軽い気持ちで答えていただいて結構です」と言っています。軽い気持ちで答えた結果、移転したくないという選択肢がないので仕方なく答えた結果が、移転希望にすりかえられています。

3、稲葉奈々子研究室のアンケート(注4)は信用がおけるものです
都知事は、稲葉アンケートについて「回収率は極めて低い」という理由で取りあわないような姿勢でした。しかし、このアンケートは整備局の調査に比べ適正な選択肢があり誘導的な設問もありません。また、自由回答で多くの貴重な意見が集められています。都知事が考慮しないのは不公正です。稲葉准教授に都知事会見内容についてお尋ねしたところ「25%は低いとはいえません。ちゃんとした社会調査と統計の勉強をした研究者ならば知っているはずです。8割、9割回収できるアンケートなど、よほどの顔見知りで、コミュニティとか会社組織などで協力を依頼されたある程度の強制力が働くような組織でなければありえません。霞が丘アパートでのアンケートは信頼に価する回収率です」とのことです。

都知事は回答の最後で「今のところは、私は予定どおり進めようと思っております」と述べました。説明会の中で住民の方からは「ずっといるよ。火つけて焼いてくれて結構。本当よ、そういう気持ちだもん」という言葉がありました。「今のところ」という都知事の言い方の中には、違う状況になれば予定どおり進めない、という柔軟な可能性も示されていると思います。「ここまで進んでいるから」と押し通すことは民主主義の社会の在り方ではありません。真摯に再考することを求めます。

注1 要望書 http://goo.gl/xPoN7c
注2 知事定例記者会見(3月6日) http://goo.gl/b4JUNF
注3 最終移転に関する説明会開催のお知らせ、に付された意向調査表(2014年10月24日東京都全戸配布) http://tinyurl.com/py4cshv
注4 茨城大学人文学部稲葉奈々子准教授の研究室によるアンケート(実施2013年6月~) http://tinyurl.com/qzgavop

2015年3月21日土曜日

会議初参加の方の感想です

霞ヶ丘アパートを考える会では、定期的に会議を持っています。参加された方から感想をいただいたので掲載します。
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昨晩は、初めての参加にもかかわらず、霞ケ丘アパートのお部屋の様子を拝見することができ、また、会議メンバーの皆様が温かく迎えてくださり、とても嬉しく思いました。その節はお世話になりありがとうございました。
会議の場では、軽い自己紹介の後、住民の皆様が今直面されている課題に対して、率直なご意見や心境、ご事情を伺いました。そして同じ団地内なのに疑心暗鬼になっていく環境の中、住民同士を分断させてしまう悲しい状況であることが伝わりました。
さて私は、東京オリンピック開催に反対しています。
理由は、いわゆるホームレス状態にある野宿者・貧困者の支援活動に携わっているので、オリンピックを名目とすれば、行き場の無い彼らを追い出すことが加速され、それが市民感覚で肯定されてしまうことに危惧を抱いているからです。

一方で、私の住まいは、柏市にある某UR(旧住宅都市整備公団)のマンモス団地で。
入居開始は1964年=東京オリンピック開催の年であり、霞ケ丘アパートとと同時期であることと(私は、この団地に住んで20数年ですが)。
建て替え事業のさ中にいる当事者として、今の住まいが期限付きとなったことを突きつけられた時に、自分の未来に対して、どうしようかと不安が高まりました。
その時、真っ先に浮かんだのは、霞ケ丘アパートのことでした。とてもとても他人事ではないと、以前よりずっとその思いがつのるようになりました。
URの場合は、全て「建て替え」なので、基本的に、建て替え後の新しい団地に「戻り入居」してもらうための事業です。
なので相応の準備や説明や条件が整っているのですが→それでも、これまでの様々な団地の建て替え問題の中で住民たちが声を挙げてたたかって勝ち取った経緯があると思われます。
霞ケ丘アパートの場合は、オリンピックを理由にした強制移転です。代替地、代替住宅が全世帯分間違いなく用意できています、ではなくて。
他の都営住宅の空室に引っ越せと。
間取りとか家賃とか、今回答できませんよ、個々にちがうんですから。
あとは個別相談でやりましょうと。
でも霞ケ丘アパートに居られるのは期限付きですから、引っ越してくださいね、って。
ちょっと待ってくれよ、です。
しかも、民間の不動産会社ではなく、東京都が、こんな乱暴な追い出し屋もしくは地上げ屋的なやり方をすること自体、本当に許せないと思いました。
これを許してしまったら、悲しい「前例」になってしまいます。
役所はこの言葉が大好物なのは言うまでもないことでしょう。
そもそも、公営住宅は、社会福祉という側面があり、社会的弱者の受け皿となる住宅対策であるはずが。
他の老朽化した都営住宅でもいずれ同じように強制的な行政による追い出しが行われてしまうことが懸念され、それはまさに弱者切り捨て、福祉切り捨てに他なりません。
考える会の皆様とともに、微力ながら一緒に声を挙げていきたいと思っています。

2015年3月4日水曜日

舛添都知事に要望書を提出しました

2月25日に、私たちは舛添都知事宛ての要望書を提出しました。
「非常に丁寧にきめ細かくこれまでもやってきてる」「ほとんどの方は、新しいところに引っ越したいと思っている」「きちんと話はまとまった」等、定例記者会見における霞ヶ丘アパートについての都知事の発言は、知事が受けておられる報告の内容について強い疑問を感じさせるものでした。
要望書には、町を奪われようとしている住民の真意が伝わる資料を付しました。
私たちは、霞ヶ丘アパートの現状を適切に認識して、都知事自らが住民みんなと対話して対応の再考をするように求めています。




政策企画局総務部知事秘書担当課長の佐藤義昭さんを通じて、私たちの意見を知事に届けました。

<要望書・添付資料>要望書http://tinyurl.com/ncbx98n 

<知事定例記者会見のまとめ>https://www.dropbox.com/s/l64i0gxhinlzu8
元アドレス http://goo.gl/1Z9gzt





2015年1月23日金曜日

1月17日 UR花畑団地へ見学・交流にいきました

「花畑団地を住みよくする会」のお招きで、霞ヶ丘アパートを考える会・霞ヶ丘アパート住人数名、で花畑団地に行ってきました。高幡台団地や豊四季団地の方も参加され、さながら団地懇談会という感じでした。
昭和39年建設の花畑団地は、約80棟の巨大な団地です。1990年代後半に建て替え対象となり入居募集が停止したまま10年近く経過した後、突然URから半数の取り壊しを含む事業が「説明」されました。自治会が中心となり計画の見直しを迫った結果、取り壊しは200戸減り、継続した棟では外装塗装や一部にエレベーター設置などを実現させました。
懇談会は、花畑団地の経験などそれぞれの団地の状況の報告をし合いました。和やかな中にも現在抱えている問題についての率直な意見交換の場となりました。その後、現地を案内していただきました。
以下、参加者からの感想です。
「とても広く大きな団地で国立競技場がすっぽり収まるくらいの広大な場所で驚きました。」
「被害はここだけはなく形を変えいろいろな場所においてやはり行政の態度は住民のことを考えていない困ったものです。」
「いわゆる官主導の街づくり、というそれらしいプロジェクトに、住民不在となることが当たり前になりつつある現状に、一石を投じた花畑団地の運動であることと感じました。」